311号(第54巻第5号 2004年10月)

第55回(高崎)大会特集Ⅱ 交流の地域史―ぐんまの山・川・道―
問題提起

和泉 清司 「近世上州の領主支配について」
須藤  聡 「中世前期における新田一族と交通路」
瀧沢 典枝 「近世上野国における他国職人の流入」
國井 洋子 「中世新田荘からみた石造物の生産と流通」
右島 和夫 「上野地域における馬の登場」
論文
高橋  修 「中世前期の『町場』と在地領主の館
―紀伊国湯浅氏の石崎館とその周辺―」
垣内 和孝 「戦国蘆名氏の誕生―宝徳・享徳期および長禄期の抗争の再検討―」
中小路 純 「甲州郡内領葛野村における豪農経営と『百姓助合』」
動向 日本学術会議 日本歴史学協会
松尾 正人 「第十九期日本学術会議報告(三)」
広瀬 良弘 「日本歴史学協会報告(二)」
展示批評
西海 賢二 「『二つの石造物展示』に寄せて」
書評
谷本 晃久 「榎森進編『アイヌの歴史と文化Ⅱ』」
岩橋 清美 「井上攻編『由緒書と近世の村社会』」
研究例会報告要旨
町田  聡 「中近世移行期の『棟別銭』について」