第57回(静岡)大会特集Ⅱ 東西交流の地域史―列島の境目・静岡―
問題提起
谷口 榮 「島嶼からの視線―伊豆諸島の考古資料に見る交流―」
奥村 徹也 「中世三嶋暦で考える」
大石 泰史 「中世における『修験』の『境目』」
前田 利久 「戦国の駿河をめぐる同盟について」
山本 邦一 「戦国期遠江・駿河における城郭と流通」
大嶌 聖子 「家康晩年の駿府」
大野 瑞男 「近世静岡県域の政治史的位置」
増田 廣實 「富士川舟運と清水湊―南北交流の視点―」
渡辺 和敏 「関所網を潜り抜けた近世庶民の旅」
高村 聰史 「徴兵と静岡県の『境目』」
足立洋一郎 「静岡県における報徳社運動」
高柳 政司 「甲駿、南北交流のダイナムズム」
川上 努 「静岡県域の資料保存について」
論文
清水 亮 「鎌倉末期の東国所領と蝦夷問題―越後・北関東を中心に―」
動向 日本歴史学協会
廣瀬 良弘 「日本歴史学協会報告(一)」
岡田 昭二 「日歴協・史料保存利用問題シンポジウムに参加して」
企画例会 「地方史研究を見直す」報告要旨・参加記
白井 哲哉 「『地方史研究』にみる地方史論の動向」
須田 努 「戦後の歴史学における地方史研究―木村礎氏の研究から―」
板橋 春夫 「自治体史編さんの成果と課題―伊勢崎市史民俗編の経験から―」
清水 裕介 「『地方史研究を見直す』参加記」
研究例会報告要旨
横山 鈴子 「少禄旗本領主上原家から
上総国望陀郡奈良輪村名主六右衛門家への手紙
― 一一八通(点)の翻刻・編年作業を終えて―」