『地方史研究』425号 第73巻第5号 2023年10月

地方史研究 425号 第73巻第5号 2023年10月  目次

大会特集Ⅱ 〝川合〟と「里沼」―利根川・渡良瀬川合流域の歴史像

会告 

2023年度 地方史研究協議会 第73回(館林)大会 (1)

第73回大会を迎えるにあたって (2)

第七三回(館林)大会共通論題問題提問題提起

18. 利根川・渡良瀬川合流域の中世荘園に関する一考察―在地武士・地方寺院からみる― 野口華世(5)
19. 近世後期、渡良瀬川流域の鷹捉飼塲―野廻り役「御鷹御用日記」を読む― 巻島隆(9)
20. 近代における〝川合〟の物流 渡辺嘉之(16)
21. 近現代の館林織物業の展開にみる研究課題 鈴木理彦(21)
22. 近代以降の文芸作品にみえる〝川合〟・「里沼」 井坂優斗(26)
23. 館林・邑楽郡における弁財天信仰と道祖神信仰について 鈴木耕太郎(31)
24. 日本遺産「里沼」の認定と館林の地域特色 岡屋紀子(36)

論文

第一次企業勃興期における田口卯吉の経済思想  両毛鉄道会社創立事業をめぐって   山本祐麻(41)

研究ノート

長州戦争における物資調達  長州領内兵粮米を中心に   柳澤京子(59)

動向 大会関連 研究動向

群馬県地域文化研究協議会研究大会参加記  深澤敦仁(72)

高崎経済大学図書館 地方史研究協議会受贈図書の活用 長谷川明則(76)

長楽寺永禄日記勉強会と「瀬端」の景観 簗瀬大輔(79)

「門徒久敷断絶す―三河一向一揆後の三河本願寺教団と家康・秀吉―」基調報告に参加して 角衣利奈(82)

展示批評

館林市立資料館収蔵資料展「いくさと備え」 長谷川幸一(84)

京都市歴史資料館「文化庁移転記念 特別展 八瀬の歴史をまもり、伝える」 宮田直樹(87)

施設紹介

NPO法人 足尾鉱毒事件田中正造記念館活動紹介 針ヶ谷照夫(91)

地域共創の拠点としての「カルピス」みらいのミュージアム 西村衛(96)

正田醤油「正田記念館」とその時代 斎藤隆(100)

日清製粉グループにおける「館林」と「製粉ミュージアム」について 町田英樹(104)

書評

地方史研究協議会第七一回(茨城)大会成果論集『海洋・内海・河川の地域史―茨城の史的空間―』 阿部裕樹(107)

研究例会報告要旨

仲泉剛(111)

地方史の窓 (113)

新刊案内(121)

各種委員会報告(139)

事務局だより(143)

受贈図書論文要目(40, 58, 71, 75, 78, 90, 95, 103, 120, 138)