このたび台風の災害にあわれました皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
本年9~10月にかけまして相次ぎました台風15号・19号・21号による記録的な暴風や豪雨により数多くの地域で甚大な被害がでております。本会常任委員の中にも勤務先で被災地対応にあたった者もおり、現場の様子をうかがっておりますと、被災されました皆様のご心労は、如何ばかりかとお察し申し上げます。これまで経験したことのない天災から、皆様が少しずつでも日常の生活に戻れますよう、そして皆様の地域が復興していくことを祈念いたします。
また、ご承知のように、本会は資料保存運動を活動の重要な柱のひとつに置いています。そうした観点から被災地域の歴史を伝える資料への被害状況も心配されるところではあります。すでに本会へ各地の会員の方々より、地域の資料・文化財(未指定文化財も含)の被災状況について情報が寄せられております。本会に対する協力などのご要望等がございましたら、ご一報いただければと存じます。
しかしながら、皆様の生活が最も優先されるべきことであり、被災地の復興こそが肝要と考えております。そのためにはお一人お一人の健康が第一です。どうぞ、健康にはご留意されお過ごし下さいますようお願い申し上げます。
2019年10月
地方史研究協議会常任委員会