三河という地域が東三河・西三河のみならず、周辺地域と「交流」をしながら、原始から現代までにどのような地域形成がなされ、あるいは変容していったのかについて明らかにする。
雄山閣より購入
2016.10月刊 定価7,344 円(税込) |
目次
序文 松尾 正人
公開講演
渡辺和敏「近世東三河の交通」
髙木俊輔「明治維新と志士草莽」
Ⅰ 交流からみる東三河・西三河
増山禎之「渥美半島の縄文貝塚について」
西島庸介「地域交流からみた古墳時代の三河」
森田香司「今川氏の三河侵攻」
久住 祐「東海道二川宿における商家の経営と地域金融」
松山由布子「奥三河の宗教文化とその担い手」
Ⅱ 「三河」の地域形成
岩原 剛「普門寺旧境内と三河の山寺」
平野仁也「徳川創業史にみる三河武士像」
三島一信「明治用水開削以前の碧海台地開発」
中元崇智「三河における自由民権運動と立憲帝政党勢力の動向」
三河大会の記録 大会成果刊行特別委員会