2018 神奈川大会『拠点にみる相武の地域史―鎌倉・小田原・横浜―』

『拠点にみる相武の地域史―鎌倉・小田原・横浜―』

人・モノ・情報が集中し、拡散する場としての「拠点」。それを代表する鎌倉・小田原・横浜を舞台に、拠点の形成過程、役割・機能、交流等を多面的に考察する。時代ごとの拠点の歴史的展開を明らかにし、相武の地域性に迫る。

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2019年10月刊行

定価 7,480円

 

【目次】

序文     廣瀨 良弘

刊行にあたって     大会成果論集刊行特別委員会

 

公開講演

中世後期の丹沢山域と相模川                      久保田 昌希

近世神奈川県域の地域文化とその展開                  五味  文彦

 

Ⅰ 古代・中世の拠点「鎌倉」

六・七世紀の南武蔵におけるミヤケとその周辺              堀川  徹

中世都市鎌倉の宿所について                      松吉 大樹

武蔵国鶴見寺尾郷絵図と拠点                      武田周一郎

 

Ⅱ 中世・近世の拠点「小田原」

戦国都市小田原の個性                          佐々木健策

近世後期小田原藩領における炭の生産と流通―足柄上郡谷ケ村を事例に―   桐生 海正

 

Ⅲ 近代・現代の拠点「横浜」

幕末期三浦半島における軍事拠点の形成―浦賀・大津を中心に―       神谷 大介

築港計画にみる港都横浜の拠点形成                    青木 祐介

「挙市一致」市政の底流―日清戦後の横浜政界における「地商提携」論―   伊藤 陽平

横浜市鶴見区における沖縄出身者集住の歴史と展開             山口  拡

 

大会の記録             大会成果論集刊行特別委員会

執筆者紹介