歴史シンポジウム 水無瀬離宮の黎明と終焉~水無瀬という場を考える
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大阪府島本町には、後鳥羽上皇が愛した水無瀬離宮がありました。遡ると、水無瀬を含む島本町域は、古代の天皇の狩猟場であり別荘地が営まれ、奈良時代には東大寺水無瀬荘が開発された場所です。
今回のシンポジウムでは、水無瀬の黎明と終焉に焦点をあてます。まずは水無瀬という場が天皇家と古くから関わってきた意味を問い、水無瀬離宮ができる前の水無瀬や三島郡地域について考えます。そして水無瀬離宮の終わりは、いうまでもなく1221年の承久の乱です。後鳥羽院政20年の平和が砕かれたこの戦いと水無瀬離宮についてみていきます。そしてこの場所が持つ意味について、院政期の京の郊外という視点もいれて意見交換したいと思います。
現在も大阪や京都郊外として人が集う島本町の成り立ちを紐解くとともに、当地の重要性を市民のみなさんと共有し、新たな視点から水無瀬離宮について考える機会といたします。
記
1 題 名 歴史シンポジウム 水無瀬離宮の黎明と終焉・水無瀬という場を考える
2 日 時 9月15日(日) 13:00~17:00(16:50終了)
3 会 場 島本町ふれあいセンター2階 和室 定員80名 Zoom定員100名
4 内 容 代表挨拶 髙橋昌明氏(神戸大学名誉教授)(5) *()内は報告時間
基調講演1:山中章氏(三重大学名誉教授)(13:10~)
「藤原鎌足・聖武天皇の水無瀬〜阿武山古墳から東大寺水無瀬庄まで〜」(60)
基調講演2:野口実氏(京都女子大学名誉教授)(14:15~)
「承久の乱と水無瀬」(60)
シンポジウム「水無瀬という場を考える」(15:30~16:40)
司会:山田邦和氏(同志社女子大学特任教授)
コメント 髙橋昌明(15:30~)「院政期と京の郊外」(30)
ディスカッション 登壇者:山中章氏、髙橋昌明氏、野口実氏
5 参加費 島本町民 500円 その他 1000円、ズーム参加者 700円
6 広 報 チラシ・SNS
7 主 催 水無瀬離宮を未来へつなぐ実行委員会
8 後 援 地方史研究協議会 日本考古学協会 日本庭園学会 文化財保存全国協議会
日本史研究会 大阪歴史学会 歴史科学協議会
9 申し込みリンク https://forms.gle/qr7YRMUcDHRndkm27
メール:minasemirai2024@gmail.com 水無瀬離宮を未来へつなぐ実行委員会
*シンポ終了後、お月見を企画しております。
申込された方には、別途ご案内さしあげます。