「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム 文化財としての「陵墓」と世界遺産

「陵墓」関係16学・協会は、「陵墓」を文化財と位置づける学術的な立場から、「陵墓」の公開をすすめ、今年で公開運動40周年の節目を迎えました。本シンポジウムでは1979年の「陵墓」の限定公開開始を画期とした運動を振り返るとともに、2019年7月に「仁徳天皇陵古墳」として世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群の有力な構成資産である大山古墳(宮内庁の百舌鳥耳原中陵)に、学術的検討を加えたいとおもいます。そのうえで、今後、「陵墓」の公開はどのようにあるべきか、保存・活用はいかにあるべきか、を幅広く議論したいと考えます。「陵墓」に限らず、日本の歴史や文化財の保存・公開・活用に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちします。また、Web上に事前に寄せられた意見も議論に反映させたいと考えております。

→ 【陵墓公開40周年記念シンポジウム チラシ

 

「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム 文化財としての「陵墓」と世界遺産

日 時:2019年12月22日(日)10:30~16:30

会 場:大阪歴史博物館講堂(大阪市中央区大手前4丁目1-32 電話06-6946-5728)

主 催:「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム実行委員会

参加費:資料代1,000円

申込方法:事前申込不要。先着250名。10:00より受付開始。

プログラム:

10:30~10:40 開会挨拶 宮川 徏

10:40~11:30 基調講演 今尾文昭 「陵墓限定公開」の40年と現状から

11:30~12:00 報告1 石部正志 「陵墓」公開運動の経験

12:00~13:00 休 憩

13:00~15:00 報告2 岸本直文 大山古墳は「允恭」(倭王済)墓である

報告3 滝沢 誠 副葬品からみた大山古墳

報告4 中久保辰夫 世界の墳墓と世界遺産

報告5 新納 泉 調査手法の進展と「陵墓」情報の充実

報告6 高木博志 近代天皇制と「陵墓」

15:00~16:30 ディスカッション 「陵墓」公開の今後

司会:福島幸宏 パネラー:今尾・岸本・滝沢・中久保・新納・高木

16:30~16:35 閉会挨拶 滝沢 誠

事前アンケート:下記サイト(案内チラシにQRコードを掲載)からご意見をお寄せください。

シンポジウム当日に紹介させていただく場合があります。

https://forms.gle/cRw5e6g5cjpHEGhv5