「基礎的自治体の博物館・資料館の使命と役割2-「地方史研究協議会版 地域博物館指標」を考える-」

■日 時: 2014年1月 26 日(日)13:30~17:00
■会 場: 練馬区立石神井公園ふるさと文化館
〒177-0041 東京都練馬区石神井町5-12-1
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/furusato/
■その他: 資料代 500円
■主 催: 地方史研究協議会
■後 援: 全国歴史民俗系博物館協議会
■連絡先: 地方史研究協議会事務局
〒111-0032 東京都台東区浅草5-33-1-2階
http://chihoshi.jp

〈開催にあたって〉

地方史研究協議会では、2009年に、基礎的自治体の博物館・資料館を対象に、その使命と役割について考えるシンポジウムを開催しました。そこでは、改めて博物館・資料館を地方史研究、地域資料の保存や活用を行う重要な拠点の一つとして位置づけ、博物館・資料館は、地域資料の保存や調査・研究、公開・活用が「核」となる機能をもち、その充実こそが、地域住民、利用者にとって魅力ある博物館づくりの一歩となるということを確認しました。

それを受けて、私たちは、地方史研究協議会独自の「地域博物館指標」の作成を目指して、検討作業を進めてきました。それは、当時、行政改革や財政難などから生じてきた博物館・資料館をとりまく環境の変化により、博物館・資料館に対して、さまざまな評価がなされるようになってきていたことが背景にありました。そして、こうした評価を相対化するような、利用者の立場から地域博物館のあり方を示す指標の必要性を考えたためでもあります。

こうした検討作業のさなかに起きた東日本大震災では、地域の人々の歴史を語るさまざまな地域資料が被災・亡失しました。しかし、復興にあたり、各地域の博物館・資料館の存在が、その地域で生きてきた人々の証でもある資料の保存、地方史研究の拠点として、地域住民、利用者にとって重要な意義を持っていることを再認識させてくれています。一方で、ともすれば、全国の地域博物館の中には、展示や教育・普及事業などの集客を重視した事業に比重が強まり、本来それら事業実施にとって基本となる資料の収集・保存、調査・研究などに十分な時間を割けない状況のところも多くみられます。
このように、地域博物館のあり方が大きく変化し揺らいでいる現状をふまえて、私たちは、基礎的自治体の博物館を対象とした「地方史研究協議会版 地域博物館指標(素案)」を作成しました。本シンポジウムでは、その指標の前提となる地域の博物館・資料館の理念、使命と役割について改めて考えていただき、今回提示させていただく指標(素案)をより良いものとするために、みなさんとともに、さまざまな立場から検討していきたいと思います。

〈当日のプログラム〉
●報告
・「地方史研究協議会版 地域博物館指標(素案)」作成について(仮題)
博物館・資料館問題検討委員会  乾 賢太郎(多摩市文化振興財団)
・常設展示の更新と地域博物館の使命-展示改装事業から5年を経て-(仮題)
萩谷 良太(土浦市立博物館)
・地方自治体と博物館―泉佐野市の事例から―(仮題)
森  昌俊(市立歴史館いずみさの)
●全体討論