名著出版 2001.3刊 390頁 定価6,500円 |
第Ⅰ部 戦後地方史研究の展開
児玉 幸多「本会発展のあとを振り返って」
木村 礎「初期地方史研究協議会の性格」
林 英夫「初期地方史研究協議会の回想」
永原 慶二「戦後歴史学と地方史研究―創設前後のころ―」
藤野 保「戦後歴史学と地方史研究―日本近世史を中心として―」
服部 敬「大阪における地方史研究の濫觴」
北崎 豊二「地方史研究協議会の発足と大阪―『郷土史』批判の若干の問題―」
所 理喜夫「日本学術会議と地方史運動」
吉原健一郎「日本歴史学協会と地方史運動」
村上 直「多摩地域(東京都)の地方史研究と自治体史の編纂」
第Ⅱ部 地方史・地域史研究と運動の現在(1)―視角・方法の多様化―
梶原 勝「考古学と地方史研究―多摩地域における一九世紀の考古学―」
土田 良一「地方史研究と歴史地理(一九八〇~一九九九)―学会動向を中心に―」
橋本 直子「地方史研究と景観」
岩田 重則「地方史研究と民俗学―景観資料ノート―」
奥田 晴樹「地方史研究と歴史教育」
原田 信男「地方生活史」
高橋 通「地域史と教育史」
長野ひろ子「地域女性史と地方史研究・運動」
第Ⅲ部 地方史・地域史研究と運動の現在(2)―史料保存と地方史・地域史運動―
高橋 実「史料保存利用運動」
金原 祐樹「公文書館法とアーキビスト養成」
湯浅 治久「地方史研究と博物館をめぐって―二つの「場」のゆくえから考える―」
山本 幸俊「地方史研究・運動と文書館」
松尾 正人「地方史研究と司法資料」
永村 眞「地方史研究と情報処理」
湯浅 隆「地方史研究と文化財保護」
橋本 定志「国土開発と遺跡保存の動き」
辻川 敦「災害と史料保存」
山内 譲「地方史研究団体の活動」