日時:2018年4月30日(月・祝) 13:00~17:00
場所:筑波大学 東京キャンパス文京校舎1階120講義室(交通アクセスはこちら)
・主催:科学研究費補助金基盤研究(A)「防災と被災地復興の基盤を形成する地域災害資料・情報学の構築―国際比較の観点から―」(課題番号:17H00772)(研究代表者:白井哲哉)研究グループ
・共催:筑波大学図書館情報メディア系/科学研究費補助金基盤研究(S)「災害文化形成を担う地域史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―」(研究代表者・奥村弘)研究グループ
・後援:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター/ふくしま歴史資料保存ネットワーク/茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク
概要:東日本大震災から7年が経過し、被災地では様々な復興事業が進んでいます。大震災の記録を未来へ継承する活動でも、国立国会図書館の東日本大震災ポータルサイト「ひなぎく」に代表されるデジタルアーカイブ事業が各地で取り組まれています。しかしデジタルデータ以外の多様な形態の資料について、被災建造物など震災遺構の保全が話題となった以外は社会的関心をいまだ十分に集められておらず、その保全が大きな課題となっています。今回、原子力災害被災地を中心とした福島県内各地における震災資料の保全と活用の現状及び、課題に関する情報共有と意見交換を目的としたフォーラムを開催します。
今回のフォーラムで、福島の被災地が取り組むアーカイブ事業について幅広い知見と議論を得る機会にできれば幸いです。
プログラム(→チラシはこちら「福島の震災遺産と震災アーカイブズの構築」)
12:30 受付開始
13:00 開会、趣旨説明 筑波大学図書館情報メディア系 白井哲哉
13:10 第1報告「ふくしま震災遺産保全プロジェクトについて」
福島県立博物館 高橋満氏
13:50 第2報告「双葉町における震災資料保全の取り組みについて」
双葉町役場いわき事務所 秘書広報課 橋本靖治氏
14:15 第3報告「大熊町アーカイブズ検討委員会の活動について」
大熊町役場会津若松出張所 企画調整課 喜浦遊氏
14:40 第4報告「富岡町におけるアーカイブ施設の整備について」
富岡町役場 産業振興課 門馬健氏
<休 憩>
15:20 コメント1 神戸大学地域連携推進室 佐々木和子氏
15 35 コメント2 筑波大学図書館情報メディア系 水嶋英治氏
16:00 質疑応答・討論
16:50 閉会あいさつ 福島大学行政政策学類 阿部浩一氏
問合先:筑波大学図書館情報メディア系 研究員 川上真理(白井哲哉研究室)
〒305-8550 茨城県つくば市春日1-2 電話:029-859-1459(木・金)
e-mail:takahashi.mari.gm@u.tsukuba.ac.jp